グルディスによくいる”痛い奴”

グループディスカッション

こんにちは。今回はGDについてのお話です。

なかなか得意不得意が分かれる選考ですよね。

  • GDはぶっちゃけノリ!
  • なんか相槌うってニコニコしてたら受かった

いつも以上に適当なことを言う方々が多いこと多いこと。

GDについても明確な対策はあります。

細かく書いていきますんで、ちゃんと読んでくださいよ。

面接官の思惑

  • まずGDって何のためにやってんの?
  • なんで個人面接じゃダメなん?

って思ったことあると思うんだけど。

これね、個人面接じゃ見れないことがあるんですよ。

「協調性」です。

入社後に、いくら個人の能力が高くても

チームという環境下で発揮されなければ意味がないですからね。

じゃあグルディスが何次面接で実施されたとしても

「協調性」が見られてるっていうんですか?

一部コンサル業界などは思考能力を見ておるケースもありますが

でもほとんどが、協調性を見ていると言っていいです。

それぞれで異なるのは、協調性の濃度ですね。

まず一番簡単なパターン。

企業の初期選考段階で、大量の人数をさばくためにやるやつ。

あの場合だと

  • 話し方などのノンバーバル面
  • 情報伝達能力

が主に見られています。

人に不快感を与えない話し方が出来ているか。

その場で自身の考えをまとめ、相手にわかりやすく発信できるか。

そういう自己発信がちゃんとできるかという意味での協調性。

まあ社会人でこれ出来てなかったらうんち。ってやつね。

こういう基礎的な能力だからこそ、

現場の社員に合否判定させてんだからね。

あんまり深読みしないこと。

2段階目は、まあそこそこ人数絞れてくる段階。

1時間ほどの2次面接GDは大体この位置づけです。

このフェーズでは相手視点での協調性が問われます。

詳しくは後ほど書きますが、

  • 他人の意見を受け取る姿勢ができているか
  • チームに足りないピースになれるか

という相手の立場に立ったコミュニケーションが取れるかが重要ね。

ここがGDのボリューム層かな。

そして最終段階。

まあGDに力を入れてる企業だよね。

何時間もやったり、難解なテーマをお題で出したりするところ。

そこではさらに

相手視点で考えつつも、自分を発信していける繊細さが求められます。

自分本位な意見の押し付けはしないが

チームや仲間の立場に立ったコミュニケーションをするのです。

その前提の上でね。

最終的に自分という個性が面接官に残せる。自分という価値がチームに付与できる。

これができているかが見られます。

これってさ、対策本とかに書いてないから、

どうしようもないじゃん!ってなってる人多いと思うんだよねえ。

まあこのブログではこの後対策法書くんで、安心してね。

じゃ全体像わかってもらったと思うんで。

一応最終フェーズ用の対策法を書くよ。

最終レベルまでできたら、それ以前のレベルのGDに当たっても通用するんでね。

最優先事項は、”話す内容”よりも”話し方”

まず何と言っても注力すべきは、非言語。

話し方の問題です。

  • 相手にわかりやすく話せるようにする。
  • テンポよく会話ができるように頭の回転を速くしておく。

などです。

この話は始めると深すぎるので、またちゃんと別の記事でお話しますが。

今はとりあえずオススメの本を紹介しておきます。

伊藤羊一さんの「1分で話せ」です。

話し方って、別に生まれつきのものでも、

長年培う必要のあるものでもなんでもないからね。

話し方とは、テクニックの集合体です。

「こう話せばわかりやすい」というパターンをいくつ持っているかの勝負。

んで、この本はそのパターンがぎっしり詰まってるってわけ。

読んどいてくれ!

この非言語を鍛えるパートを怠ったら、マジで結果出ないから気を付けてね。

この後の対策いくらやっても受からないってやつは、

この非言語の対策が甘いってことだから。

何事も結果が出ないときは、基礎や土台から見直そう。

GDの本丸、ポジショニング

はい、ちゃんと話し方完璧ですね?

じゃあ次はポジショニングの話をしましょう。

いいですか。

グルディスの攻略はポジショニングからです。

ポジショニングとは、チームの欠けたピースになること。

役割意識のことです。

例えば4人組でチーム組まされましたと。

自分以外3人は、ぺちゃくちゃ自分の意見のぶつけ合いをしています。

じゃあこのチームが何か価値を生み出すためには、

どういう人材がかけているか?それを考えるんです。

この場合は3人の意見の妥協点を探し、まとめる役割ですね。

そのポジショニングを行うための

重要なテクニックを教えます。

「観察と分析」です。

要はさっきの例のように、

他の人の「役割」が何なのかちゃんと見極めろよってこと。

そんな高度なことできねーよ!

大丈夫。その「役割」は何パターンかに分類できます。

ハード型:議論の内容そのものに働きかける人

ソフト型:議論をする雰囲気や仲間に働きかける人

発散型:議論の可能性を広げる人

収束型:議論の方向性をまとめる人

これらの要素をマトリックスにして4パターン。

こんな感じで、大雑把でいいんです。

で、空いているスペース。

ブルーオーシャンはどこかを見極めて、自分がそれになるんです。

これをやると、ビジネスシーンにおける、

「相手の立場で考える人」になれます。

あ、こいつ、周りがよく見えるな。

と面接官が思ってくれます。必ず。

合コン慣れしている方なんかは、

この辺の能力がもう異常に高いよね。

場を回すために、自分が今求められているポジションを見極めるのがクソ得意。

強敵ですな。

相手の立場で、自己発信しろ!

そんで、最終段階。

どのポジションになっても自分の個性や強みを出せるようにする。

相手の立場で考えられることは重要ですよ。

でもそれだけだと倍率〇百倍の企業の最終段階では

いっぱいできる人がいますと。

だからそういうスタンスは見せつつも、

自分だけがチームに付与できる独自の価値を示さなくちゃいけない。

自己分析で自分の強み把握したよね?

じゃあそれ、チームという形ではどのように発揮され得るのか?

というのをちゃんと考えておいてください。

今あるリソースを活用するために計画する力

とかが強みなら

現状を把握した上で、このあと議論をどう展開するか

段取りを設定できるキャラでいかないとね。

で、さっき4つのポジションを挙げたと思うんだけど。

そのどこの役割になったとしても、

強みが発揮できるようにシミュレーションしておくこと。

もし「今あるリソースを活用するために計画する力」を

ソフト・発散型ポジで出そうとすると、ちょっとややこい。

うーん、この場合は、仲間の持っている考えを、

どういう場面で活用できそうか指摘しながら聞く。とか。

こういう場面で活用できそうなアイデアない?と

意見を引き出すとか。

ちょっと遠回りだけど、工夫が必要。

即興でやろうとすると失敗するからな。

ジュンビ、ダイジ。

以上がGD対策の大まかな流れですね。

思った以上にやること多い?

そりゃそう。

巷のアドバイスは、とりあえず1次GDうかりゃいいや。

そのレベルのカスカスのもの。

私のブログでは本当に最高難易度のGDでも通用する対策法を言わせていただいたので。

これもポジショニング。

私のブログは常に、君らの欠けたピースになりたいと思ってます!

はいそんな感じです。今回は以上です。

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