こんにちは。神谷です。
このブログでは再三、
就活でMBTIめっちゃ使えるよ!
ってことを言ってるんすけど
なんとなんと業界分析にも使えちゃうんですね。
業界ごとに
- 社員の性格の傾向
- 働き方のスタイル
- 思想・行動原理
- 世界観・価値観
が違いますよね?
それなのに
「このMBTIに向いてる仕事!」
っていう記事は他にもいっぱいあるけど
「この業界の特性はMBTIで言うとコレ!」
っていうの、説明してるサイトなくね?!?!
って思ったので、ちょっと書いてみることにしました。
MBTIで業界分析、総集編です。
※注意点として業界全体の傾向を表したものなので、
必ずしもその業界に属する全ての企業が
一概にそのMBTIに分類されるとは限りません。
商社:ENFP
まずは誰もが一度はうらやむ「商社」です。
この業界のキーワードはバイタリティですね。
商社のビジネスモデルって一言で言うと
世界を股にかけた、超ビッグスケール仲介業
じゃないですか。
だから当然商社マンに求められる資質は
「売りたい人」と「買いたい人」を繋げる能力。
そのためにはとにかく人です。
人を繋ぐ。まとめる。商売勘定でメリット、デメリットを考えながら人間関係を調整する。
人間大好きマンじゃなきゃいけないことを考えると
まず外向型(E)の世界観であることは自明でしょう。
加えてゼロベースで作り上げていくために
計画性なんてものは時に邪魔になることが多い。
人と人、企業と企業、国と国の間を渡りあるく
柔軟性、機動力の方が大切です。
よって柔軟型(P)であるのも間違いない。
個人的にEXXP型は確定だと思っていいと思います。
この類型の特徴
- 好奇心旺盛で視野が広い
- 情報収集能力に長けている
という点で腑に落ちる。
問題は中間2文字。考え方の部分。
消去法でいくと、まずENTPとESFPはないかなと。
ENTP:行動より思考が先行する点、概念的領域に強みがある点が不一致
ESFP:その場その場を楽しむ/楽しませる才能はあるが、流通チャネルを作るという構造的変革には興味うすい
んでESTPかENFPになる。
正直この2タイプは商社向いてるって言っていい。
でもどちらの方がより商社っぽいかで、結論づけるなら
人の気持ちにより重点を置くENFPに軍配が上がる。
ENFPの方が興味関心領域が広く
利益に直結する動き方をするだけでなく、
クライアントの思い、自分の信念を大切にして、人と人を繋ごうとする。
実現したい未来が先に合って、そこを目指す過程で
利益が発生する、というのが商社のスタンスです。
ということで結論、商社=ENFP
メガバンク・保険:ESTJ
メガバンクと損害保険、生命保険は基本的に同じ価値観で動いてますね。
- 顧客の信頼を得ることに最前を尽くすこと
- 預かったお金をとにかく繊細に扱うこと
- 一つひとつの決断が世の中に与える影響がデカすぎるので、必然的に慎重になること
顧客はお金を預けたいと思える、誠実な企業を選ぶ。
別にお金を増やせと言っているわけではない、任せるだけ。現状維持。
つまりビジネスの肝は「信頼性」
このことからまず考えられるのは
意外にも2文字目、情報のインプットの仕方。
これは感覚型(S)です。マジで。
今目の前にある細かなお金のデータ。
これを見落としなく、一個一個丁寧に扱えるのは
頭の中の妄想が膨らむN型ではなく、
事実のみを落とし込み、現状を偏見なく理解できるS型のみ。
さらに言うと4文字目も計画型(J)でいいんじゃないかなと。
金融はとにかく決断の世界です。
「はい、この項目OK」「次!これも、、うーん、これを検討してからOKだそう」
と、まじで慎重に事を進めなくちゃいけない。
これは柔軟型(P)には相当キビしいですよーー
XNXP型が銀行に入行したら、相当苦労すると思います。
で、一文字目は外向型(E)か内向型(I)かなんだけど
コレはまあどちらの傾向も当てはまる気がする。。しいて言えば外向型(E)かな?
人の信頼を勝ち取る業務。
当然懐に入っていくだけの友好性が求められる。
でもさ、別に内向型でも仕事モードのとき
そういう態度するのは出来るから。
内向型でも致命的ではないけど、適性・世界観という意味では外向ね。
残るタイプは二つ。
ESTJあるいはESFJ。
正直この2つならやっていけるんじゃないかと思います。
でもどっちかというとメガバン、保険はESTJの世界観ですね。
ESFJ:人に寄り添うことが得意で、一番人に好かれやすいタイプ。信頼関係を築くことにおいては楽勝だが、融資を却下する場面など、冷静に人を判断するシーンで罪悪感を抱いてしまう。
ESTJ:心の底から他人に感情移入することはないが、フレンドリーな接し方はできる。誠実性は全てのタイプの中でMAX。事実ベースで一つひとつ仕事を着実にこなす姿勢が適している。
ESFJはどっちかっていうとカウンセラーとか
もっと人の気持ちが主体の業界に行った方が、本人的にも楽なんですよね。
ということで結論、メガバンク・保険=ESTJ
証券:ESTP
証券の世界はね、とにかく成果主義。
数字、実力、行動。
結果のために過程は問わないって価値観ね。
だって顧客がさ、大金預けてんだもん。
いくら担当者が感じのいい人でも
金が増えなきゃ、任せる意味ない。
客の金が減った?お前いる意味ねえじゃん。
てかむしろ害悪。存在価値なし。さっさと机の荷物まとめて去れ。
そういう世界。コワ。
だからまずは3文字目ね。
感情型(F)の考え方ではない。
成果主義だから思考型(T)は自明。
そして4文字目。
行動様式だが、常に荒れ狂う市場に対応できるのは
機動力のある柔軟型(P)だね。
いちいち「コレOKですか?」って聞いてる判断型(J)じゃあ
そう言ってるうちに金なくなってるよ。
1文字目もまあ外向型(E)かな。
なぜかって情報収集命だから。
市場や為替の情報に対して感度が高くないとすぐに命取りに。
その点で興味関心が外の世界に向いてる必要があるわけだ。
2文字目はね、これはどちらの要素もあると思います。
どちらかで断定するとすればESTPですね。
行動してから考えるところや、市場のデータを見落とさない点がENTPよりも勝る。
ENTP:視野が広く、統計データの裏に隠されたロジックを読み解くことはアドバンテージだが、スピード感のある現場で次々と売ったり買ったりの”アクション”をしなくてはならない点が不適。
ESTP:与えられた情報をもとに、論理的な最適解を出す速度が異常。スピード感があり成果主義な証券業界は、まさにESTPの世界と言えよう。
よって証券業界=ESTP
広告代理店:ENTP
華やかさ1位、広告業界ですね。
広告のビジネスモデルは一言で言うと「戦略的ギャンブル」です。
今でこそデータによる広告効果の測定が可能になりつつあるが
- 基本的に広告はギャンブル的要素が強い。
- こういう広告を作れば、多分人はこう思う。
- すると多分人はこの商品についてこう思う。
- だから多分これだけ売れる。
こういったプランに企業が何億円も払うという
考えてみればぶっ飛んだ世界である。
そのために必要なこと。
それは事実ベースで考えるだけではなく、その先を「仮説」立てて考えること
事実ベースで価値を生み出す“普通の企業”が、思いつかないようなぶっ飛んだアイデアを出すこと
ですね。
これを考えると、
まず2文字目が直感型(N)であると有利なのは間違いない。
現実を現実のまま受け止めるのではなく(S)
その裏に隠された意味や法則、心理を解析しなきゃならない。(N)
そんで1文字目はもちろん外向型(E)です。
広告業界はとにかく情報感度。
流行りを作る主体が、流行りについていけないようでは
草としかいいようがない。
自分の世界に引きこもっているようでは時代のニーズなんてわからんよ。
そして4文字目は柔軟型(P)でしょうねえ。
ほら、広告のプランって、クソほど変更するから。
クライアント「ねえ、この広告素材さあ、もうちょっと派手にできない?笑」
とかいう“ご助言”をいただくおかげで
なんてことはない。一から作り直しである。
こういうトラブルを楽しめる人でなきゃ広告は難しいんじゃなかろうか。
計画型(J)にはきつい状況だと推察。
となるとENFPかENTPですね。
どちらかで決めるとENTPに軍配が上がります。
ENFP:型破りな発想と、周囲を巻き込む人間性は強みだが、情報をインプットする際「自分が好きか嫌いか」で分別してしまうことから、モラルに反した意見はシャットアウトしてしまう。その点アイデア量が命の広告業界ではENTPに劣る。
ENTP:発想力が全タイプのうちトップで、一見突拍子もないアイデアを論理づけることが得意。印象操作も得意で、人に与える影響をある程度調整できる。浮かんできたアイデアや実現手段に関しても、ある程度のモラルは置いておいて、ロジックが通っていたら採用する。まさに広告業界の世界観である。
結論!広告代理店=ENTP
テレビ局:ESFP
コンテンツ作りに命を懸ける、テレビ局業界。
この業界はとにかく「媒体価値の向上」が目的となります。
NHK以外は基本的にスポンサー料が大部分の収益となっている。
まあライツとかもあるけど。
いずれにせよ、スポンサーの広告が
最大限効果を発揮する土台を作ることが必須。
つまりコンテンツ力!
面白い番組を作ろう!数字を取ろう!世間を楽しませよう!
そういう世界観ですな。
となるとまずは1文字目、外向型(E)確定演出です。
外の世界への興味は必須。
視聴者のニーズを読み取るのも、何を発信するか考えるのも。
全部全部、自分の外で起きていること。
まずは飛び出せ!じゃないと何も始まらないぜ!って考え方。
そんで3文字目は感情型(F)かなあと思う。
もちろん視聴率を取る、って意気込む思考型的意識も重要だよ。
でもまずはコンテンツありきなんだよ。
- 世の中に発信したいことを持っているか。
- 世の中の人の気持ちやニーズを受け取れるか。
- 好き嫌いを判別する審美眼が肥えてて、しっかり表現できるか。
だから感情型の方が有利。
あと4文字目は柔軟型(P)ですね。
広告業界と似てるけど、媒体側もよくコンテンツの修正が入るんですわ。
- 「あー!ここのテロップ、ちょっと弱いんじゃない?」
- 「これ、ちゃんと使用許可とった?」
- 「なんかさー、上がもっとトゲのないやつほしいってんだよなあ」
もう変更につぐ変更。寝る時間なくね?うん、そうだよ。
規則正しい生活を好む計画型(J)には不利そう。。
じゃあESFPかENFPのどっちかだねえ。
どちらかで言うと、ESFPだと思われます。
ENFP:他人の考えを洞察できることは強みだが、全体的に空想的なアイデアに留まり、実装パートに弱い。上下関係に疎いこともあり、テレビ局の雰囲気とはややズレ。
ESFP:五感を通じて表現する能力が、そのままコンテンツ制作に応用できる。流行感度が高く、上下関係にも適応可能。アイデア考案の際、現実的な視点も考慮することができる点が、テレビ局的、世界観。
よってテレビ局=ESFPです。
メーカー:ISFJ
モノづくり大国ニッポン。
その繁栄を支えたのは、間違いなく彼らのおかげである。
一口にメーカーと言っても幅広いっすよね。
化粧品、化学、食品、自動車。
色々あるけど、モノに力を注いでおり、
ビジネスモデルも一致していることから共通項は多い。
特性としては、とにかく「プロダクト重視」
自社製品を愛して、愛でて、世の中に巣立ちさせていくという世界。
そのためには意外と現状維持的側面もあるんすよね。
自社を支えた製品なんて、命綱そのものですから
あんまり新しい試みしていくより
もう既にわが社に命を吹き込んでくれたこの製品に
全霊を注ごう!って感じ
だから一文字目はね、おそらく内向型(I)なんですよ。
自社の中に関心がある人が強い。
自社製品、自社の人間関係、内側から支える。そんな価値観。
協調性がカギですねえ。
なので3文字目も感情型(F)でしょうね。
自社製品が「好き」仲間が「好き」
評価軸に一定の倫理観が介入する業界です。
だってそうでしょ?
日本の自動車業界がEVに移行しきれないのは愛着が邪魔しているから。
電子機器が中国に勝てなかったのは
品質重視という「誇り」に固執しすぎたから。
100%ロジックで考えていたら、とっくに事業回収しています。
そんで2文字目は感覚型(S)の可能性が高い。
協調的態度がカギと言ったが、それが上手なのは確実にSなんですね。
N型の人は良くも悪くも「トンチンカン」なんで。
なんか会話が独特、噛み合わないって人いるでしょ?
あればN型の思考で、事実ベースでなく、
そこから勝手に妄想の世界行っちゃうから
なんでその発想になる?という意見が出やすい。
だからそれって言い換えると、一つのコミュニティ内で
利害関係を読み解きながら慎重に行動できるタイプではないってことなのよ。
生きづらいですねえ。ええ、私もN型です。みなさん頑張りましょう。
残るはISFJとISFPかな。
最後の行動様式はどっちでも適性ありそうなんですが。
どちらか決めるなら、ISFJかなあ。
ISFP:センスがよく、独自の世界観を持っている。他人に寛容ではあるが、独立した価値観を持っており、その人元来の思想と企業理念がマッチすれば適応。企業にとっては起爆剤として機能。
ISFJ:真面目で周囲のペースに同調できる。先例を大切にし、既存の事業に沿った行動ができる。メーカーの代表的特性であり、日本全体の価値観でもある。
化粧品とかビールとかはキラキラしてるイメージあるし外向型(E)じゃね?
って思った人もいるかもしれないけど
案外見た目だけで、社風とか雰囲気的な尺度で言えば
内向型(I)だと思われる。
よって、メーカー=ISFJ!
コンサル:INTJ
空前のブーム中!
雇われの身でありながら、超高収入。
コンサル業界でございます。
コンサル業界はねえ、企業によってスタイルが大きく変わるから
実は一番MBTIの判定をするのが難しいのですよ。
どの領域で、どこまでコンサルするのかって、
そもそもビジネスモデル自体が企業によって異なるケース多しなんでね。
でもできるだけ共通項を考えて、結論出していきますね。
まずコンサルは当然ロジック命。
事実→事実→事実→結論。っていう脳みそしてなきゃダメよ。
だから3文字目は思考型(T)ですね。
感情でコンサルされたら、かなったもんじゃない。
で、実はそれ以外の文字を決定するのが
もう既に難しい笑
本当に社員一人ひとりのプレイスタイルの違いなので。
逆に言えば割とどんな個性の人でも受け入れられる業界って言えるのかな?
・・・とはいいつつ進めていくと、
2文字目は直感型(N)かなあ、と。
いまコンサルってブームで、その辺の業界も片足突っ込み始めてる。
そんな中、マジのコンサル企業たちは
その思考の深さで勝負して差別化していくしかないわけ。
となると本当に狂人的な思考体力を要する。
- 事実から読み取れることだけでなく、もっっとふかーーく。
- 仮説を何個も何個も立てて、最適な筋道がどれか模索。
- プランを何パターンもシミュレーション。
- クライアントに刺さるプレゼンを準備。
これって自分の主体が身体(S)よりも頭(N)の方が、得意なんです。
ずっと妄想の世界に浸ってられる人種だから。
いやもちろんS型の人も同じくらいできるんだけど
いっぱい考えたあと、より疲れやすいのはS型だからね。
だからXNTXはコンサルの特性らしい。
さて、ごめんなさい。
もうここからは判定不能だと思います。
1文字目、4文字目に関してはどっちでも強い。
E:新たな情報、新たな可能性、人とのコミュニケーションから活路を見出すスタイル
I:様々な戦略パターンを自己内部に展開し、シミュレーションすることで活路を見出すスタイル
P:クライアントのニーズに対応し、急なアクシデントにも素早く対応
J:どれだけ大規模なプランになろうとも、完全無欠のマップを作る
個人的にはINTJが一番、企業内部で力を発揮しそうな気もするんだよな。
コンサルってやっぱり、良くも悪くも机上の空論だから
外に可能性を求めに行く(E)よりも
既にある情報の中で思考する方(I)が仕事が早いし
急な計画変更についても、それすら事前にプランに組み込める計画型(J)が強いと思う。
また、INTJって知能レベルが全タイプ中トップで、
傲慢で独裁的に見えることもあるけど
実は世界をよくしようとする視野の広さや、貢献的な側面もあるんですよ。
そういったところも、コンサルの世界観と似てる。
でもどうなんだろ。
この辺もっとコンサルの人の話が聞きたいね。
一応、結論としてはコンサル=INTJとさせていただく。
公務員:ISTJ
いつもありがとうございます。
公務員の方々ですねえ。基本的に世のためになるお仕事をしている。
人のためにそこまで頑張れるとは、ENTPの私からしたらマジで尊敬しかない。
さて、公務員!などと随分大雑把なくくりにしましたが
一応ビジネスモデル(?)は全て同じだからね。収益=税金だから。
だから公務員には共通する特性があるっていう前提で考えるわ。
まず公務員といえば「事務的なお仕事」です。
いや、ディスじゃないですよ?
仕事の仕方が完全マニュアル化してるってこと。
まあそのせいで無駄な書類とか手続きは多いけどな。
そういう組織体制がまず根幹としてありますね。
つまり効率!生産性!とかいってるやつは
一発で「なんだあいつ」です。
その時点で、新規性を求めるN型ではないでしょうね。
Nは常に、未来、理想、抽象に関心があります。
前例至上主義の公務員の世界にはなじみません。
で一文字目も内向型(I)ですかね。
もちろん国民のために働いてくれている公務員ですが
いざ入ってみると、やっぱり意識は内にむかなきゃならん。
- 偉い人の考え
- 組織の仕組み
- 人間関係の把握
そういうことに気を使うのは内向型が得意。
4文字目は計画型(J)でしょう。
まあこれはわかりますよね。
公務員で柔軟性発揮するときって、なんやねん!と。
やっぱり自分も組織も規則的でなくてはならない。
マニュアル通りに実践できない柔軟型には苦しい世界である。
じゃあISTJ、ISFJどっちかやね。
結論、ISTJだと思います。
逆説的だけど、公務員って国民のためを思いすぎると仕事にならんのよ。
あれもやってあげよう、これもやってあげよう。
そこには様々な障害があります。
- 規則違反になる
- 上司の仕事が増える
- 個々の要望に応えると全体が滞る
だから感情を介入させる余地はない。
あくまで一線引ける人が有利なんですね。
よって結論、公務員=ISTJでよろしいでしょうか。
ちなみにISTJの方は自分の能力以上に頑張りすぎる傾向にあると聞きます。
適度にお休みしてお仕事頑張ってください。
政府系金融:ENTJ
国を動かしてるのは俺らだ!
トップオブトップ。政府系金融。
この世は階級社会で、地位名誉財産、
全てにおいてトップに君臨している!
どうだ、我々の圧倒的な力は!ハハハ!
という世界。
やっぱりプライドをもって仕事をしておられる。
でも実際にそれに見合った影響力と働きはしている。
そんな業界ですな。
まずね、これは世の中、つまり外界に関心がないとやろうと思わないビジネスなの。
だから一文字目は外向型(E)です。
そしてそれに対して、決定を下す。
影響を与えていく。これは計画型(J)の特徴です。
うんうん、まあわかりやすいですね。
そんで中身2文字なんだけど
まず感情型(F)ではないでしょw
社会のシステムが感情で作られてたら、いやだなあ。
だからENTJかESTJのどちらかですね。
この2つの違いはというと、
- 物の見方が大局的(ENTJ)か、局所的(ESTJ)か。
- 未来(ENTJ)を見ているか、現在(ESTJ)を見ているか。
- ラスボス(ENTJ)か中ボス(ESTJ)か。
なんとなくわかった?政府系金融はENTJの世界観です。
先導的で、指導者になろうとする。
細々とした業務よりも、全体的な指針を決定するあたり、
完全に政府系金融はENTJです。
これはわかりやすかったね。
結論、政府系金融=ENTJ
IT系:INTP
今後の市場拡大しか見込めない。
未来の代名詞!IT業界です。
まあITっていっても色々あるよね。
営業とか企画とかもある。
でも一応ここでは最もITっぽいITってことで
システムエンジニア(SE)やプログラマー(PG)を想定して書くよー。
もちろんSEとPGでは、実際にコードを書くかどうかの違いがある。
ただ共通して言えるのは、ゴールに向けて最適解を出し、進むこと。
PGはプログラムの最適化や修正、学習が任務。
SEはプロジェクトの遂行と管理。
まずね、これは自分が持っているボール(プロジェクト)を
どう操作するかという話なので、内向型(I)が適しているんじゃないかな。
自社内のリソース、自分の持つ知識を最適化させていく作業だから。
で3文字目は当然、思考型(T)。
ロジックで考えなきゃ意味ない。
4文字目が迷うところだが、柔軟型(P)の方が適切だと思われる。
なぜかって、ITでは「決断」より「変更」が求められるシーンの方が多いから。
実際コード書くときはさ、書いたことある人ならわかると思うけど
一旦書いてみて、実行してエラーが出たら修正しよう
っていうマインドでやってるでしょ?
あれは仕事でも変わらない。一発で成功させる変人もたまにいるけど。
でSEの業務でも同様。
要はクライアントの下請け業務の工程を管理するわけだけど
やっぱりクライアントファーストだから。
プロジェクトの計画なんてしょっちゅう崩れる。
「これ、月曜までに仕上げといて」ってね。金夜に言われたりする。
ということでISTP、INTPのどちらか。
結論言うと、INTPの方がよりITらしい。
ISTP:独立的な自我を持ち、行動によって意思を示す。トライアンドエラーによって学ぶタイプ。思考に要する体力がそこそこあるため、IT業界は「向いてるし得意」だが「好きではない」
INTP:考えるために生まれてきたような人種。暇なときもついコードの最適化について考えてしまうほど、天才肌。省エネ思考、効率化思考。ひろゆきとかこのタイプ。
よってIT業界=INTPです。
これはいかにもですね。
不動産・デベロッパー:ENFJ
就活生から不動の人気を誇るデベロッパー。
ここでは不動産業のいわゆる「まちづくり」と定義します。
まあ「まちづくり」っていってもいろんな工程があるわけで。
土地買ったり、企画したり、テナントみつけたり。
ただやっぱりカギになるのは「チームワーク」ですよね。
それもいろんな人との。
- 様々な不動産取引の顧客層と、一緒になって街づくりできる環境作り
- 不動産=高額投資をしてもらうために、相手の意向を聞き出す
- 長期的に開発に携わる責任感
こういう意味でのチームワーク。
ということはまず、様々な人と関わるので外向型(E)確定。
そして街開発は利益が測定しにくく、
まずは一緒に開発してくれる顧客との信頼関係!というスタンスなので
感情型(F)のような雰囲気だろう。
加えてデベロッパーは、抽象論をベースにプランが進む。
こういうコンセプト。こういう雰囲気の空間を作る。とね。
だから構想が得意な直感型(N)に分類されるんすよ。
加えて顧客とは1on1的に仲を深めていくのではなく
チームを形成する意識。
共同体を作り、チーム全体のブランディングを進める意識。
これはね、ENFPではなくENFJの特性です。
リア充グループのリーダーみたいな感じっすね。
鬼滅の刃の炭次郎がENFJらしいんだけど、そんな感じ。
- 仲間を大切にする、誠実に対応する、でも敵には厳しい。
- カリスマ的リーダーシップを取る傾向。
まんま、デベロッパー的価値観です。
よってデベロッパー=ENFJ!
インフラ:ESFJ
はい、社会の基盤。
人々を根底から支えちゃうやつね。
鉄道とか航空とかエネルギーとか、色々あるけども。
産業構造は大体同じなので、業界の性格もそんなに変わりない。
インフラつったら、先進国日本において
もうこれ以上発展させる必要ないっしょ~
と思いきや、そうでもないんですねえ。
電力自由化とか、災害リスク増加、老朽化とかで、
意外にも改革してかなきゃヤバくね??
って社内でなってるケース多し。
しかしそうはいいつつも現状のインフラ維持を怠れば
社会崩壊、さよなら現代。
だから
みんなで協力して、ちょっとずつ前に進もうよ!
そんな世界観なんでございますね。
ということで心のエネルギーの向きは外側(E)なんです。
加えて協調性を重んじ、前例を無視せず、
事実ベースで進めていくので感覚型(S)も確定でいいでしょう。
良い職場なら、みんなで世の中変えていこうよ、というやりがいをもって働けるし
悪い職場なら、古い男性社会のしきたりがあるんだそう。
これって良くも悪くも、
「好き嫌い」の指標に環境が依存しているってことや。
効率的かどうかではなく、
それが良いものか、悪いものかで決まる傾向にあるんじゃないだろうか。
感情型(F)の世界であることが推測できる。
なのでESFJかESFPだが、まあ後者はないだろう。
世の中に影響を与える、責任感がある。
そういったのは計画型(J)の役目だ。
つまりESFJですね。
うんうん、
- 慣習を大事にする点。
- 使命感を持って、全員で事を進める点。
- 若干古い、体育会っぽい雰囲気。
- チームの輪を乱すものに、制裁を加える風潮。
いずれもESFJの世界観です。
よって結論、インフラ=ESFJです!
その他のMBTI
今回どの業界特性にも分類されなかったMBTIにも触れてみましょうか。
まずISTP。
これはね、もうキーワードは独立。
自分で勝手に行動して、勝手に成長して、勝手に成功する。
人類が群れで行動する生物であることを忘れさせる逸材です。
だから企業ってそもそも組織だし、
どの業界の特性ともマッチしなかったんすわ。
強いて言えばISTP=自営業です。マジで。
そんでINFPとINFJ。
これは「クリエイティビティ」「気持ちの繋がり」がキーワード。
要は自分や他人の感情にどこまでも考えられるタイプなんだわ。
どうしてもその気持ち至上主義的な考え方が
資本主義社会の企業にはピッタリ当てはまるケースが少ないんだな。
ただ会社組織内でこのタイプに該当する優秀な人は多い印象。
もともとクリエイティビティのある考え方をするので
仲間の考えや意図をくみ取るのが得意だし、自己内省も他タイプより一歩抜きん出てるのだと思う。
一見わかりにくいが、しっかり活躍するって感じかな。
最後ISFP。
これはなんていうか「万能型」ですね。
個人的にはメタモンみたいなタイプかなーと。
変化も歓迎するし、調和も取れるし、現実的な打開策も考案できるし
周囲の対応に寛容なんです。
性格もいいし、仕事もできる、結構うらやましいタイプなんですね。
ただね、欠点をあげるなら主体性が薄いこと。
決断を下すのが苦手な傾向はあるかも?
という性質が「業界のMBTI」を考えるという視点ではなかなか分類しずらい。
なので今回出てこなかったというだけかなと。
MBTIで、雰囲気をつかめる
以上、業界分析をMBTIの観点からやってみました。
なかなか業界の「雰囲気」「特性」「世界観」って
情報インプットするだけじゃ感じ取りにくいでしょ?
MBTIで考えれば、そういう非言語的な状況も理解できるし
入社前に自分に合ってるかもわかっちゃうんだよね。
そうそう
自分のタイプと違う業界は合わないってことですか?
って思うかもしれないけど、そうじゃない。
あくまでその業界自身が持ってる性格の話。
相性論とか調べて、マッチしてるか確認してみてはどうでしょう。
以上、MBTIオタクが本気出してみた記事でしたあ。
おつおつ~
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