神谷です。
今回はまたまたMBTIの話です。
就活ではMBTIが重要だから、みんな診断とか分析しておけよ!
と口うるさく言ってるわけだけど。
なんとタイプごとにある程度どういった
ガクチカを書けばいいのかもアタリをつけることができるのです!
どういうガクチカを書けばいいかわかんないよ!
という人は、MBTI診断をした後、この記事を読んでください。
各タイプのガクチカを実際に書いちゃいました。
自分と同じ性格タイプのガクチカを見てください。
多分私が書いたガクチカそのままの文章構成で、勝負できますよ??
でも注意点。前提の話、ガクチカは「強みを伝える」が目的です。
そして各タイプの強みはMBTIではっきりわかります。
だからその強みを表現するための媒体としてガクチカが存在します。
その一例として、今回例文を書くだけですから、そこはご了承してね。
あと完全コピペは禁止。文字数も知らん。
ESTJ:日本社会適合型
まずはESTJについて。
ESTJの強みは何と言っても「規律性」「倫理観」「計画的努力」です。
要は真面目なんですよね。すごくまっとう。
秩序の下で働きたいと思っているし、責任ある立場に就きたいとも考えている。
モラルもあり一定の社交性も持っているから、周りからの信頼も厚い。
安定感の神。
日本社会で最も出世しやすいタイプと言えるでしょう。
羨まじいぃ!!!
だからガクチカでは組織人として適正がある能力をアピールすると良いですね。
学生の時頑張ったことは、スターバックスでバイトリーダーとして、業務効率を改善したことだ。
勤務していた店舗は駅構内にあるため回転率が高く、お客様へのドリンク提供に要する時間を短くしてほしいと、社員から指摘されていた。
私は従業員が大勢いるために、毎度違う顔ぶれの人と連携を取る必要がある難しさに、回転率が上がらない原因があると考えた。
そこで全員と個別で話す機会を設け、親睦の深いメンバーを確認した。各々から好きなメンバー・苦手なメンバーを、特定の方を攻撃する悪口にならないよう配慮しながらヒヤリングすることで、従業員同士の関係性を正確に把握した。最終的にはいくつかのユニットを形成しつつシフトを組み分けることで、毎出勤時同じメンバーで勤務できる体制を整えた。
これにより作業効率が各段に上がり、時間当たりのドリンク提供率は150%上昇した。
こんな感じかなあ。この文章だと
「共感と責任感をベースに、情報を整理する力」
という強みが伝わるかと。
ESTJの方、これ自分もアピールできそうな話だなって思いませんでした?
ISTJ:コツコツ型の努力家
ISTJの方々はね、とにかく自分と周囲にストイック。
- 信念の強い人。
- ひとつひとつ手順を追って、手続きやルールから絶対に外れないように仕事をする。
- 詳細なものに対する記憶力がレベチ。
ESTJと違うのは、その真面目さが自身の内に向かうこと。
手順を守らせようとするよりも、会社の決まりを自分が守るために、チームの仲間に規律を持たせようとする。内から来るエネルギー。
外向型ではないが、役割を与えられると驚異的な集中力を発揮して果たそうとする。
就活で使える強みは
「正確性」「詳細な記憶力」「規律性」「集中力」
あたりかな。
学生時代頑張ったことは、ゼミ幹部として学生ビジネスコンテストを主導したことだ。
私はマーケティング専攻のゼミに所属しており、毎年「消費者の効用逓減モデル」が業種別でどの程度の有効性を発揮するかについて議論している。
しかしそういったテーマにも関わらず実調査やフィールドワークを行わないため、既存の書物からモデルに対する推論を行っており「机上の空論」ともいえる授業スタイルとなっていた。
調査を実施する予算がないことが原因だと考え、支援金を大学から要請するための交渉材料を作る必要があると考えた。そこで学内で開催された学生ビジネスコンテストで入賞することが有効だと考え、ゼミ内で学んだ効用逓減モデルを使った事業アイデアでエントリーした。
その際、定性的な観点がモデルに介在していないか精緻に検証することで、事実ベースで目標利益を達成できる見込みがあると言える事業を発案した。
その結果、コンテストでは最優秀賞を受賞することができ、より発展的な調査の必要性が認められ、大学から調査費を付与してもらうことに成功した。
こうやって書けば
「一つひとつの事実を丁寧に検証していく正確性・責任感」
が強みだと伝わるでしょう。
ISTJのあなた、こういうの得意でしょう?
ESFJ:社交のプロ
はい、出ました。人付き合いのプロ、ESFJ様です。
人の役に立ちたい、感謝されたいという想いを原動力に、どこまでも利他的な行動ができちゃう人たち、と言われているよね。
多分ESTJの次に就活に強い人種です。
- 忠誠心、責任感が強く、規則的に努力する。
- 人との調和を重んじ、対立を避ける傾向。
- 人が何かいいことをすると、絶対褒めてくれる。
就活で使える強みは
忠誠心、調整力、関係構築力、士気を上げる力
あたりですね。
主体性をもってチームに良い影響を与える、という意味で共通しています。
これはね、なかなか他のタイプにない強みだから。
是非ともアピールしてほしい。
学生の時頑張ったことは、体育会チアリーディング部で新入生の連帯感を強めたことだ。
当団体では例年新入生歓迎のための合宿を通じて、1年生どうしの仲を深める機会を設けている。
しかしコロナウイルスの影響で合宿が行えず、新入生の一体感がないまま練習に励む形になってしまった。練習時間以外での交流なども見られず、連携の取れた動きを要するチアリーディングの世界では、致命的な状況だと感じた。
そこで私は1年生の間でファミリー制度を設け、比較的モチベーションの高いメンバー5名を代表に立てた。代表たちとは週に一度は必ずLINEで会話し、メンバーとの交流や親睦を深めるために工夫しているポイントやイベントなどを報告してもらうことで、アットホームな環境作りに努めた。
その結果どのファミリーでもシーズンごとに自主的に旅行や交流イベントが開催されるようになり、連帯感が出来上がることで練習もスムーズに行うことができるようになった。現在も例年通り、適切な練習効果が発揮され、オンラインイベントで活躍するに至っている。
これで
「信頼関係を築く、主体的なコミュニケーション」
を強みとできますね。
ESFJの方からすれば、もしかしたら
そんな信頼関係築くの得意かな?笑
的な反応来るかもしれないですね。
自覚はないかもしれないけど、私からはそう見えますし、そこが好きです!
ISFJ:組織のために動く人
家族や友人、仲間のために思いやる、心優しき人種ISFJです。
- 真面目で勤勉、優しい。
- 気配りの天才。察するのが得意。
- 組織の慣習や伝統を大切にする。人一倍モラルがしっかりしている。
ESFJは、その思いやりの気持ちが外にばら撒く形で体現されるのに対し
ISFJは、身内に対して向くことだね。
良くも悪くも仲間内の保身の意識が強い。
就活で使える強みとしては
集中力、サービス精神、細部に気づく力
あたりか。
私が学生時代頑張ったことは、出身高校の吹奏楽部でOGとして、コーチングを担当したことだ。
当部活は初心者から始めた部員が多い年が続いており、技術力が急激に減退していた。そのため向こう数年の部全体としてのパフォーマンス低下が懸念されており、後輩に技術を受け継がなくては、部活の実績に響く状況だった。
私は技術力低下の最たる原因は、後輩の指導が技術力の高い先輩方に集中してしまう教育体制にあると考えた。
そこで私は先輩たちから代々受け継がれていた練習方法や技術を全員に正確に伝えられるよう、マニュアル作りに尽力した。
その際後輩の練習の様子を逐一観察し、初心者がつまずきやすい点、不安を感じやすい状況を繊細に読み取った。後輩と交流を重ね、彼らの感情起点で要所を感じ取ることを意識した。
それらを盛り込んだマニュアルを制作した結果、後輩の多くが均一的に実力をあげていくことに成功し、我々の世代と同等難易度の曲を披露できるまでに成長した。
これで
「相手の立場で繊細に共感し、要所を見極める力」
という強みがアピールできますね。
ISFJの方からすれば、それは当然のことだと思っていたり
- 自分がやりたいからやることだ。
- やらなきゃいけない状況だからやっていることだ。
と思うかもしれない。
でもその思考自体がもういい人すぎるんよ笑
素直に俺様の実力だって胸張って言えばいいんです。
これは俺様にしかできない能力だってね。実際そうだし。
ESTP:オラオラ行動派
今を楽しむために、いつも動いてる人。
感覚型の最たる人種で、空間を把握したり、五感を研ぎ澄ませたり、身体を器用に使ったりする天才。
ESTP型で運動音痴とか聞いたことねえや。
とにかく「今」に集中して、手元にある情報、状況から最適解を導く。
そのスピードは全タイプ1位。
会話より活動。愛嬌も社交性もある。真の陽キャ。
ほら、ディカプリオが出てる
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」って映画あるでしょ?
あの主人公とか、映画の世界観とか、あれがもろESTPです。
就活でも強いっすよ。
使える強みは
行動力、社交性、挑戦心、柔軟性
だね。
まあ営業するために必要な能力全部持って生まれてる。
私が学生時代頑張ったことは、イベント会社の運営に携わり案件数を増加させたことだ。
私は○○社という、友人が起業した会社でアルバイトをしている。主催側の人員と参加者側の顧客を集める役職だ。
入社当初は社員数3名だったこともあり、人脈を使った集客にも限りがあり、開催するイベントの規模の縮小化と収益赤字が問題化していた。
当時の社員は自身の知り合いのみにコンタクトを取ることで人を集めており、一度お声がけした方とはそれ以上本件の話はしていなかった。
そこで私は営業担当を志願し、知り合いから知り合いに可能な限り辿り、多くの人員を呼び込んだ。人を渡って連絡を取る際は、紹介してもらう人/紹介される人がどのような人物か分析し、お話の場を設けてもらうことでどのようなメリットを与えられるのか熟考し、対応した。
その結果公認会計士からキャバ嬢まで、月に50人ほどと会食を行い、平均10人とは実際にお仕事をさせてもらうことができた。次々と低リスクで大規模なイベントを実現できたことで、現在収益は○○万円の黒字を記録している。
こういうド派手なガクチカ、多分ESTPだったら持ってる人多いんじゃなかろうか。
この話では
「相手と柔軟に交渉する適応性」
が強みで言えるかな。
まあこんなやつ、どの企業も欲しいよねって話。
ESTPの場合はガクチカとか能力面でネックになることはあんまりなくて
むしろ問題は信憑性とか継続性とかかな。
面接では「あ、こいつのガクチカ本当のこと言ってるな」
と思ってもらうことが意外と苦手かもしれない。ご注意を。
ISTP:アウトローな職人
我が道を行く、ミステリアスなヤツ。
ただ冷静に、淡々と、論理的に問題を分析し、本質を見抜く。
五感も鋭く、行動することを好む。
勝手に自分の道を決めて、勝手に成功しちゃうタイプ。
自分の関心ある領域に関しては、変態的に知識を吸収し続け
行動によってそれを体現する。
でも真面目くんではない。スリルを求めて危ない道も好んで進む。
好奇心旺盛だから新しい考え方にも寛容。
就活なんかしてないで、起業した方がいいんじゃね笑
就活で使える強みは
最適化能力、論理的思考力、忍耐力、行動力
あたりでしょうか。
最小限の努力で最大限の成果を上げるのが得意だよね。
私が学生時代頑張ったことは、投資サークルで株式投資の戦略を確立し、20%もの利益をあげたことだ。私は入学直後から注目銘柄や投資戦略について情報共有するサークルに所属し、株式投資に着手している。
当時「少額投資しかできない」「社会人としての視野がない」といった学生ならではの短所を踏まえて、どのように投資すべきか明確に方法論が存在しなかった。そのため部員の投資結果は、その時の相場や個人の運によって左右されており、投資としての意味を失っていた。
私は部内に蓄積された情報が圧倒的に少なく、投資法を確立しようにも議論が不可能であることが問題だと考えた。
そこで学生が不利な点、有利な点を書き出し、その条件下で考えられる最適な投資スタイルを複数仮説立てた。その上で部員の協力も得て仮説を一つひとつ検証していき、結果を蓄積していった。所持資金に限りがあったため、最小の投資額で最大のフィードバックが得られるよう、検証の際は予め投資シナリオを推測した上で行った。
その結果「10万円貯蓄している大学生が4年間で増やす」ことを想定したときの、最適な投資戦略を確立し、後輩の平均利益率はここ1年で20%にもなる理論となった。
ちょっと抽象的だけど、こんな感じかなあ。
面接で「どんな検証をしたの?」は確実に聞かれるから、そこの具体的なエピソードは用意しなきゃいけないけどね。
「最小限の仮説検証から、本質を見抜く力」
を伝えるものとしては、一旦これでOK。
うんうんISTPっぽい。論理的、メカニックな雰囲気。
ESFP:パリピ日本代表
陽気で一緒にいると楽しくなるヤツ。
社交的で気前が良く、ノリがいい。その割に実は常識的。
機転も融通も利く。人生を謳歌するのが得意。
イメージはミニオンですね。完全に。
ばなな、ばななーー!!!
あの適応力と楽観性には助けられる人も多いんじゃなかろうか。
就活で使える強みは
適応力、楽観性、社交性、美的感覚
がよさそうです。
私が学生時代に頑張ったことは学園祭実行委員としてコロナ禍のステージ企画を主導したことだ。
母校の学園祭は毎年○人が訪れる大イベントであり、ステージ企画は地元企業のスポンサーが多数つく、重要な企画だ。しかしコロナウイルスの影響で開催が難しくなり、スポンサー契約の打ち切りが相継いだ。
当初委員会はステージ上でのパフォーマンスを映像化することで、オンライン開催でも媒体価値があることをスポンサーに示す方針を立てたが、オンラインでのステージに参加者のモチベーションが低下していた。私は実行委員のメンバーや観客が楽しいと思えるものでない限り、学園祭ステージ企画の媒体としての価値向上は難しいと考えた。
そこでSNSやZoomを活用して「リアルタイム性」と「親密性」を意識したイベントに変えていった。録画映像との融合など、オンラインでの作品だからこそできる手法を各参加者に提言し。観客を魅了できるかという軸で考えた。
その結果、一時契約解除は続いたものの、開催直前に8割ものスポンサーが再契約してくださった。
これで
「審美眼を用いて集団の課題解決を推進する力」
とかが強みとして伝わるかな。
とりあえず、最もESFPっぽいエピソードを書かせていただいた。
まあ面接はめちゃめちゃ強いタイプなんで
上記のような文章力とか思考力を補完できるように意識すると無双できます。
ISFP:オールラウンダー
順応性トップ。とにかく環境や他人の価値観に寛容。
変化を受け入れ、楽しむ。
忍耐力もあるし、チームの良きメンバーにもなれる。
会社員としてかなり有利な特性を持っている気がする。
とにかく平和主義者なんですよね。
ただ見た目とは反して、胸の内に実現したい想いとかがあったりする。
就活で使える強みは
寛容性、芸術性、傾聴力、適応力
あたり。
私が学生時代頑張ったことは、塾講師のアルバイトで大学受験生をサポートしたことだ。
私は駿台でクラスリーダーを務め、生徒150名の学習方針に関する相談を行っていたが、勤務する校舎では、生徒の成績伸び率が平均を下回ることが問題だった。
業務を遂行するうちに、そもそも勉強に対する意欲が低い生徒が多いことに気がついた。しかし従来の毎週の定例会では、クラスリーダーは勉強方法のアドバイスをすることに終始しており、問題の原因だと考えた。
そこで相談を行う際は、生徒のカウンセリングを意識した。勉強に対する心理的ブレーキがなにかを仮説立てながら傾聴した。その際、意欲低下の根本的な原因は、各人とも過去の人生経験に紐づくことが多いと考え、その人が抱えている一種のトラウマを特定できるよう意識した。
これにより各人が受験をする理由や勉強意欲が低い原因を特定し、個々に合わせた解決策を提示することで意欲を改善させていった。最終的には私の担当クラスは、成績上昇率が全国トップ5であった。
机に30分以上座ってられないー
という人は、過去に「辛抱強く努力したけど結果が出なかった」みたいな過去があったりする。
そこに焦点を当てたガクチカだね。
「偏見なく他人の過去や気持ちを見抜く力」
が伝わる内容になっています。
ENTJ:天性のリーダー
もうなんか、どのコミュニティにいても自然にリーダーになっちゃうヤツ。
- 常に難題に挑戦していたい。
- 冷静の状況を分析し、どこまでも先を見据えて計画を立てる。
- 率直に意見を言うけど、人にはあたたかみをもって接する。
- 空気は読めるけど、従わない。
興味深い性格してるなあと思います。
就活で使えそうな強みは
統率力、向上心、計画実行力、論理的思考力
あたり。このタイプは他にもいっぱいあるけどね。
私が学生時代頑張ったことは、ロードバイク部を新設したことだ。
中学高校と続けてきたため、大学でも継続したいと考えたが、部活が存在しなかったため友人4名で創設した。
創設後は部員増員や活動資金の確保に励むが、思うような成果が得られず、開始から約半年でメンバーの部活参加意欲が徐々に削がれていった。
私は個々の部員に役割がなく、不得意分野の業務を課せられたり、業務量が一部員に集中することがチーム全体の団結力低下を招き、成果を上げるためのボトルネックになっていると考えた。
そこで1か月の期間を設け、全員が全ての業務に触れる機会を整え、各個人の適性を記録し、役職を振った。特にその際、お互いの長所がお互いの欠点をカバーできるような役割構成を作ることで、互いの力が部活にとって不可欠であることを実感できるよう意識した。
これにより強固な分業体制を敷くことができた。その結果部員全員が生き生きと活動に参加するようになり、現在では30名の部員と毎年10万円の支援金を基に活動している。
ENTJ的エピソード完成。まあ統率力だよねえ。
「人の才能を引き出す統率力」
がアピールできる文です。
将来重役になっている姿が目に見えるわ。
INTJ:完璧主義の悪役
タイトルからごめんなさい。
そう、このタイプ
映画やドラマでの悪役率が異常なんですよね。
- 理論肌で、戦略的思考家。
- 独立心も強いため、自分の頭の中だけで次々とアイデアが生まれるタイプ。
- 決断力と計画性もある。
先見性や知能指数が全タイプ中1位であり、
見通している未来が先のことすぎて
他のタイプから見ればまるで宇宙人のような考えに見えるだろう。
能力面は完璧だが、感情が介入するあらゆることが苦手。
気配り、社交辞令、感情表現が苦手だそうです。
だから人のためにやろうとしていることでも、理解されづらいこともあるのかな。
就活で使える強みとしては
思考体力、構造化能力、自主性、論理的思考力、戦略性
まあ全部、頭を使う系の能力です。
私が学生時代頑張ったことは、卒業論文における実証実験である。
私は行動経済論を専攻しており「プロスペクト理論を用いた、幼児期における行動特性と人格形成の関係」をテーマとしている。子供の頃のリスク選好度が、20歳時点の人格とどのような関係があるのか、実験を基に検証するというものだ。
そのために幼児に実験する内容を規定する必要があった。しかし前例のない分野で、どうすれば検証可能か不明瞭であった。
私は「リスク」や「行動特性」などの定義が曖昧であることが主な原因だと考えた。
そこで既存のプロスペクト理論を復習し、それぞれの言葉の定義を厳密に確認した。「幼児がこのような行動をしたら、リスク選好度が高いと言える」という因果関係を厳密に整理し、保育園で実施予定の実験を設計することに活用した。
その結果、欲しい結果が確認できるサンプルが回収でき、私の論文の内容の妥当性が認められた。ゼミの教授だけでなく、学会全体から表彰されるほど評価をいただけた。
話の内容は、、別に私はプロスペクト理論勉強してたわけではないので、粗があったらごめん笑
でもINTJの良さを表すには大体こんな感じのエピソードになるかなと思う。
「要素分解により本質へ近づく思考力」
かな。
この“頭良すぎる感”がINTJの持ち味。
ENTP:インパクトMAXの変人
私もこの型です。変人の代表ENTP。
なんで変人なの?って聞かないでね。
自分でもなんでか知らんから。ただ自分らしく生きてるだけ。
とにかく人に影響を与えるのが得意。論理的思考もできる。
知的好奇心を求めているので、毎日違うことが起きてほしい。
起きないのなら、自らどんな危ない橋でも渡って刺激を求める。
限界を試すのが好きだから
自分からルールの外に行く。モラルなんて関係ねえ。
人間関係も、今まで会ったことないタイプほど関わりたがる。
組織への従順度が全タイプ中最下位。みんないつもごめん!
就活で使える強みは
発想力、思考力、知的好奇心、影響力
あたりでしょうか。
私が学生時代に頑張ったことは、新設3年の大道芸サークルを再建させたことです。
当団体は創設当初10名のメンバーがいたが、年々部員が減りサークル存続の危機にあった。
私は活動実績の不足から来る認知度の低さが原因だと考えた。
そこで人前で公演する機会を創出するために、様々な団体に営業・広告を仕掛けた。その際営業先の団体に与える利益が、競合と被らないよう意識した。例えば他大学の学園祭で公演したいと営業した際は、実行委員会に対して「御校内で公演する場合は、ステージは借りずストリートで行う。これにより既存のスケジュールを崩さず済む」など提言した。また「我々サークルのTwitterフォロワー3000人がポテンシャル顧客で、御校学園祭の訪問者数と総売上の増加に寄与できる」というメリットも同時に与えることで、交渉を一押しした。
このように相手のニーズを起点に創造的な解決策を提示し続けた結果、年に10件以上の公演機会を獲得できた。最終的には新入生へのブランディングも進み、現在部員は30名となっている。
こういう論理性×クリエイティビティみたいなのはENTPの十八番やね。
「ニーズを起点に差別的価値を考案する力」
が伝わります。
INTP:理論をこねくり回す変人
はい、もうね、NTP型はそろって変人です。
でこっちの変人は、いかにも天才って感じのタイプね。
デスノートのLがこれらしい。
普段静かだけど、頭の中はめちゃくちゃうるさい。
常に何かを考えている。
着眼点も独創的で、物事をどんどん複雑に考えていく。
でもそれが楽しいんだわ。
ENTPと違うのは無駄を省きたがる省エネ思考な点ですね。
コロナ禍でリモートワーク増えました!
INTP:効率的に仕事ができる。飲み会も参加しなくてええやん!
ENTP:リモートで仕事とか面白そうで草。でも誰かに絡む時間減るのは退屈。
就活で使える強みは
革新性、思考力、発想力、思考体力
とかですかね。
私が学生時代頑張ったことは、ブログを開設し半年で収益30万円を記録したことだ。
入学に際して私は学費を支払うために複数のアルバイトを掛け持ちしたが、支払いきれず借金を背負っていた。
私は自身の力で学費を払いきれないのは、時間当たりの給与額が低いことが原因だと考えた。
そこで労働集約型でなく、収益を得るシステムそのものの構築が重要だと考え、就活がテーマのブログを開始した。その際、就活をテーマにした記事の市場規模や、顧客層、競合ブログの特性などを収集し、最も収益を回収できるブルーオーシャン領域のMBTIに関する記事を執筆した。魅力的なコンテンツを発信するため、表現面で生じた疑問は必ずABテストを実施し、エンゲージを稼ぎやすいクリエイティブを確立していった。
その結果、短時間で月間アクセス数10万回の記事を書くことができるようになり、ブログ開設後半年で借金返済と、毎月の学費の支払いを問題なくできるようになった。
こんな感じかなあ。
「最適化のために思考実験する力」
という強みで伝わるかと。
面接のときも多分、そういうキャラクター性にした方が伝わりやすい。
天才の雰囲気出てるんでね。
ENFJ:世話焼き中毒
人の幸福を願い、人のために前へ進むヤツ。
- 社交性を発揮して、どんどん人の輪を広げていく。
- 誠実に人と接するがために、身内には本当に優しい。
- しかし「こいつはダメだ」と思うと情け容赦なくぶった切る。
時には感情を重視しすぎて、
自分の行動が論理的にどんな帰結をもたらすか忘れてしまうこともある。
ESFJと違うのは
理想を掲げて、みんなで前に進もうとする点かな。
ESFJは慣習を大切に、今ある人の輪を強めるイメージ。
就活で使える強みは
誠実性、協調性、社交性、調和をもたらす力
あたりでしょうか。
私が学生時代頑張ったことは、国際部で代表を務め、ディスカッション大会にチームで優勝したことだ。国際部の活動は主に英語を用いたコミュニケーション全般であり、外国人留学生との交流を通じた英語力向上と異文化理解を目的としている。
しかし部員の意欲こそあるものの、部全体として英会話力が基礎的な部分から不足しており、交流機会を設けても各人の自己研鑽につながる有意義な時間が過ごせずにいた。
私は入部する人が「英会話ができる人」ではなく、「英会話ができるようになりたい人」ばかりであることで、部内に教える立場にあるメンバーがいないことが課題だと考えた。
そこで外国人留学生よりもまず、海外経験やルーツがある日本人との交流を目指した。具体的には、全国ディスカッション大会への出場を通して、優勝することではなく参加者と交流を深めることを意図した。「英語で人生の選択肢を広げる」という部のスローガンを設定し、将来英語力を活かして「やりたいこと」を参加者と共有する交流会を設けることで、想いに共感してもらい、普段の部の練習に招くことに繋げた。
その結果、教育者の立場にある仲間ができ、親睦を深める中で英語力も向上。20XX年の大会ではTOP16入りを果たすことができた。
これでどうでしょう。
アピールポイントは
「信念のもと、団結力を強める力」
です。
一応ENFJっぽいものにしました。
もうちょっと具体的な経験話があれば、
より「ちゃんとした」ガクチカとして書けるかなと思います。
INFJ:優しき理想家
どこか不思議な雰囲気漂うINFJ。
人を思いやる気持ちが強いが、本人たちに聞くと「意外と腹黒いこと考えてるよ」と言う。
全く感じないのに、、
ちょっぴり恐ろしくもあり、個人的にめっちゃ好きなタイプです。
- アイデアやひらめきが人生の土台になっていること。
- 人の心理を察するのが得意なところ。
強い信念を持っていて、常識や風潮に流されず、多少ごり押ししても他人を納得させる。
ENTPと対比するとわかりやすくて
ENTPはこれを状況を論理的に分析することで行うんだけど
INFJは共感をベースにして、人に思いやる過程で行うんだよね。
一緒にいて居心地が良くて、何とも言えない信頼感がある。
就活で使える強みは
説得力、意志の強さ、ニーズを察する力
あたりでしょうか。
私が学生時代頑張ったことは、学生就活団体を立ち上げ、参加者を増やしたことだ。昨今就職活動が複雑化しており、大学生によっては2年生頃から準備する必要がある。そんな中情報や対策を共有し、不安を打ち消す仲間が必要だと考え、学生団体を友人3名で立ち上げた。
しかし半年経過しても参加者は1人も来なかった。
私は就活に対する不満への理解度・解像度が低く、入部したくなるような体制を築けていないことが原因だと考えた。
そこで就活中の先輩30人に話を聞き、どういった点に不満やニーズがあるか探ることで、それに応える形で活動しようと考えた。その際座談会という形でヒヤリングを行うことで、先輩方どうしでも同じ悩みを持つ人を繋げることで、不安を拭える機会になるよう意識した。これにより悩みを本音で聞き出しやすい雰囲気を作るだけでなく、団体が目指すべき空気感や体制を部内で共有することができた。
その結果、団体が今後どのようにアプローチしていくべきか明確になった。現在では100名のメンバーがいる。
INFJのあの不思議な雰囲気は言語化するのが難しいね。
とにかくこのエピソードだと
一貫した信念をもとに、信頼を勝ち取る力
とかが伝わると思います。
ENFP:熱血主人公
マンガ・映画・アニメで最も主人公に多いタイプです。
素直で無邪気、ポジティブな感情表現で人を惹きつける。
基本的に人気者。
実務的な能力以外にも、周りの人を巻き込み、助けてもらうことが得意な印象。
有名人だとローラとか。
天心爛漫で天然っぽいけど、憎めない感じ。
天然人たらし。
好奇心も旺盛だから、色々首を突っ込む。
就活で使える強みは
好奇心、巻き込み力、やる気付ける力
とかかな。
私が学生時代頑張ったことは、オックスフォード大学へ留学し日本人メンバーと勉学に励んだことだ。
留学先では英語と経済学の勉強も目的とし、10名の日本人が集まった。
しかし日本と比べ圧倒的に講義のペースや試験の難易度が高く、ついて行けない仲間が多かった。
私は英語が話せないという意識が、根本的にやる気と自信を削いでいると考えた。
そこで自ら単身でイギリス人のサークル活動へ参加し、交流を深めて仲間に紹介した。サークルへ入る際は、私も英語力は不十分だったが、言語や文化の違いは据え置き、その人自身に興味を持ち、身体全体で感情を表現することで英語以外を主として意思疎通を図った。
すると私も仲間もある程度外国人とコミュニケーションが取れるようになり、自信がついた。その結果、本格的な英語学習と講義への意欲も回復し、私含め7名が留学生全体で上位10%以上の成績を収めた。
異文化に飛び込む、周りを勇気付ける、この辺がENFPっぽい。
このエピソードで
「想いを伝えることで、未知の領域に先陣を切る力」
あたり、強みとして認識されるでしょう。
INFP:感受性の高い夢想家
このタイプはとても繊細。
社会的に見たとき繊細であることは一見マイナスに聞こえがちだが
実際には相手の立場で先回りすることができるので、重宝されることが多い。
INFPは繊細であるがゆえに、人の心や芸術的感性が鋭い。
自分の内なる声にも敏感なので、必然的に思考も深くなる。
だから就活で使える強みは
審美眼、芸術的探究心、寛容さ
が使える。
私が学生時代に頑張ったことは、バンドサークルでギターを務めたことだ。
当サークルは知名度もあり、イベント時の来場者数も100人を超えた。
しかし私のバンドチームは初心者から始めた部員が多く、規模に見合う実力がなかった。
私は音楽が人の感情にどう作用するか、仕組みを理解できていないことが質の低さを招いていると考えた。
そこで仲間と様々な曲を聞き、どこでどういう気持ちになったか分析しあった。すると「このコードは不安な気持ちになる」「二拍子でベースを作ると足踏みしたくなる愉快さが出る」など音楽性に対する審美眼が養われていった。音と感情の関連性や法則を見出すことができ、それを実際の演奏に活用することができるようになった。
これにより練習の際の要所やアレンジの工夫がわかり、心動かす演奏が可能となった。現在では部内人気2位のバンドとして活躍している。
これで
「感情的な事柄への探究心」
がアピールできる。
主にクリエイティブな業界で強いエピソードですね。
広告、出版、テレビ局、アパレル、航空などなど。
構造はそのまま使える
以上がMBTI別ガクチカ例文集でした。
まあもちろんあなたの持っているエピソードもあるでしょうし
アピールした強みもあるでしょうから
この例文がそのまま使えるわけじゃない。
でも構造とかはマネできるよね?
伝えたい強みもMBTI別で変えたから
面接で話したときの雰囲気とマッチするように設計してある。
つまりあなたは
例文で書いたガクチカと同じ構造で自分の持ちネタを話す。
そうすれば
素のあなたの話し方とか雰囲気とマッチする内容のエピソードが出来上がるので
「確かに君は○○が得意そうだよね」と思ってもらえる。
どうですかこの省エネ就活。
是非改変して使ってください。
てか16個もエピソード書くのマジ疲れた!!
コメント