面接官を泣かせる、魔法の志望動機

志望動機

今回は志望動機の書き方について。

以前志望動機の書き方についてはお話しましたね。

あれが基礎的な部分のお話。

もっと応用の内容として、

面接官を感動させる文章術ってのもあるんですねえ

人を感動させるのが、そんなに簡単なワケがない!!

いやいや、簡単っすよ???

映画、ドラマ、漫画、なんでも

感動するシーンっていうのはパターン化出来てるんです。

決して作者にそういうセンスとか才能があったからじゃない。

そもそも才能正体って、法則性の集合体だからね?

いくつパターンを持っていて、どう組み合わせるかだから。

というわけで、今回は

面接官を感動させる志望動機の書き方を紹介します。

過去の”しこり”を溶かす

いきなり結論です。

過去の”しこり”を溶かしてください。

・・・は?意味不明

ですね。もう少し詳しく説明します。

過去に大きな不満、悲しみがあった、

でもそれがやっと報われましたーーって流れにするんですよ。

具体的な例を用いて紹介しましょう。

例えばトイストーリー3。知ってます?感動しますよね。

あれ見た方は、どのシーンで感動しました?

最後、おもちゃ達がアンディに遊んでもらうシーンですよね。

なんであのパートが感動するかというと

大人になったアンディに長い間遊んでもらえてなかったという過去があるから

ですよね。

そう、過去に”しこり”がありますね。

遊んでもらえなかった不安、不満、悲しみ。

その落差で人は感動するんです。

他にも感動するストーリーのパターンってあるんですけど

この過去の”しこり”を溶かすっていうのは

かなり使われています。

是非みなさんの好きな作品で思い返してみてください。

志望動機でも使える

実はこの感動パターンは、そっくりそのまま志望動機作成に使えます。

マジかよ・・・

強面のオジサンたちが、舐め繰り回すように質問攻めする、あの空間

感動に変えられるのかい??

ええ、お任せください。

作り方を教えます。

1.会社の志望するポイントを決める

2.その志望理由と真逆の過去を用意する

以上!笑笑笑

マジこんなんでいいのかよ・・・

会社の志望するポイントを決める

まずコレね。

これは要するにWhatの部分、「志望ポイント」です。

「何が好きなのか」「いま受けている会社のどこが好きなのか」です。

具体的には?

事業の特徴、商品・サービスの強み、社内文化、理念、色々ありますが

大切なのは他社差別化できているポイントです。

みんな他社でもいいポイントばっかり言うんですよね。

広告業界を志望した理由は、人の心を動かしたいからです!!

 

・・・いやそれ、全業界に言えますけど???

商社だって、食品だって、人の心動かしたいからやってる人いっぱいいますよ?

でもそうは言ったって、差別化ポイントがどこかわからないんですよ!

簡単です。会社が自分で言ってっから。

自分で探したり考えたりしちゃダメですよ?

この会社の差別化ポイントは・・・

う~ん、ここかなあ。こっちかなあ。

いやいや、まだ入社経験も社会人経験もない学生がわかるわけねーだろ。

IR情報とか、内定者ESとか、ワン〇ャリの企業情報とか見てください!

この会社はこういう特徴があります!って書いてあんじゃん。

あれが差別化ポイント。

ここを志望理由にしてね!って意味だから。

例えばネットを見る限り三井住友銀行の特色は

  • 国内事業においてはメガバンク最高益
  • 新たなソリューション開発と収益源の確保に注力している(金融データを用いたマーケティング・広告事業参画など)

って名言してるんすよね。

だからまずは、この中から

志望ポイントを「選ぶ」意識

志望理由と真逆の過去を用意する

はい、じゃあ先程の例でね

新たなソリューション作りに注力している点が、御行を志望した理由です!

って言うことにしましたと。

そしたらそれとは真逆の過去を作ることで、”しこり”を生成しまーす。

この場合は

  • 実は幼少期、父が自営業でファッションブランドの運営と店舗経営をやってて、めちゃめちゃ順調だったんですけど、中学生くらいのときに破産しちゃったんですよね。
  • 父は自身のブランドにこだわりがあって、「1990年代の英国風しか売らない」「売れないのなら良さを伝えるだけ」と頑固で、それが原因で時代の需要に追い付けなくて破産しました。
  • そういう経験もあり、自営で頑張る父のような人を金銭面で支えたく銀行志望。
  • それだけでなく人々が欲しているものを常に感じ取り、既存の枠組みから超えて新しい領域でビジネスを行うことが、周りの人のためになると気づいたので、新たなソリューション開発によってリスクをいとわず事業拡大をされている御行に協力させていただきたいと思いました。

みたいな!

過去(幼少期~大学時代)にあった”しこり”を溶かした経験を話す。

将来もその延長線上のことをやっていきたいから志望する。

この構図よ。

ちなみにこの過去はWhy「原体験」とか呼んだりする。

過去は幼少期~大学時代どのタイミングの話でもいい。

ESや面接での深掘りで話す際は、大学時代あたりの経験を原体験として語るのがいい。

ただそれ以上深掘りしてくるケースもあるので

本当に辿りに辿ったら、幼少期まで説明できますー

ってくらい準備した方がいいかな。

ウソ、、、ヨクナイ、、、、

以上が感動する志望動機の作り方でござんしたあ!!

WHYで”しこり”を作ってWHATでしっかり落とす

という構図ですね。はい。

たださっき言った作り方をマネると

自分の過去作り出しちゃう人も出てくると思うんすよ。

ただね、ウソつくと就活辛いで??

人間っているだけであらゆる情報を発してるじゃないですか。

身振り手振り、声のトーン、抑揚話し方、ファッション、姿勢

総合的に見て、ウソっぽさって何となく伝わっちゃうものです。

それを必死に隠そうとして内定出るんかね??

そーとー難易度高いと思うよ。宝塚入る方が簡単なんじゃね?

だから本当は、過去から考えて志望業界・志望企業決める方がいいよ。

つまり本当に自分はこういう過去があって、こういう気持ちになったから、この企業を志望しているんだ。っていうのを言えるようになることね。

言ってる意味わかるかな。

あなたはどういう過去を持ってますか?

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