お初にお目にかかります。
某、神谷という者でございます。
以後お見知りおきの程、よろしくお願いいたします。
ということで今回のテーマは「自己紹介」です!
面接の冒頭で言われると思います。
では、まずは○○さんの自己紹介をお願いします。
たかが自己紹介?
いやいや、もう勝負は始まっています。
自己紹介の正しいやり方をお話ししましょう。
Let me introduce myself.
面接官の意図
就活の全ての疑問は、面接官の立場で考えればわかる。
ということは、何度も何度も何度も言ってますね。
じゃあなぜ自己紹介させるのか。
それはね
「どこを掘り下げればいいか教えてね」
こういう意味合いが込められているからなんですねえ。
いいですか、そもそも面接・選考って何のためにするんでしょう?
究極、就活生から聞き出したいことは2つしかありません。
能力(CAN)と意欲(WILL)です。
- この就活生は、他の人と違って、どういう強みがあるのか
- この就活生は、どういう状況下でやる気が出るのか
この2つを知って、ようやく面接の目的が果たせたと言えます。
でね、実はこの2つ重要度は同じじゃない。
圧倒的にCANの方が重要視されてるんだよ。
だっていくらやる気があっても、能力がなかったら利益生めないからね。
「やる気のある無能」が一番組織にとって害。
まずは有能の確保ってわけですな。
だから面接では最初にCANを聞こうとする。
そのためにはガクチカを掘り下げていかにゃならん。
でもさ、みんなガクチカ話すの下手なんです。
強みを知りたいっていう面接官の考えを察せないから。
だから面接官は
「ガクチカのどの部分を掘り下げたら、強みが浮き彫りになるのか、あたりをつけたい」
ってわけ。
そのための手段が自己紹介です。
名前、学歴、所属団体なんて聞いてんじゃねーよ。
そんなのESに書いてあんだろうが。
それ+αで、何か特徴的なこと言って欲しいんだわ。
「ここだよ、ここ掘り下げてね」
メッセージを送る必要がある。
自己紹介の伝え方
じゃあどうやって自己紹介するのが正解か。
結論から言うと、こうです。
氏名、大学名などは一応礼儀上言う必要はあります。
問題はその後、自分はこれから何を話したいのか
「話しのさわり」を伝える必要があります。
例えば上の画像の例文だと
テニサーで頑張ったことの話を、興味のある形でちょこっと言っていますね。
「一触即発だった部内の人間関係を再構築」
やや誇張めな表現で、少し状況が読み取りづらい。
だからこそ
- え、一触即発ってどういう状況だったの?
- 再構築って、具体的に何をやったの?
聞きたくなります。
逆に言えば、
「ここを掘り下げてくれれば、私の強みは伝えられますから」
と面接官に暗に示すこともできると。
このように、ガクチカとして深く話したい部分のさわりを話しましょう。
自己紹介時では「短く、興味を引く単語を交えて」言ってください。
あくまで質問を誘導する意識。
いいね?
いつから面接官を、敵だと思うようになった?
以上が自己紹介のやり方でした!
うーん、やっぱりまだまだ言葉をそのまま受け取る学生が多いなという印象ですね。
相手の発言には必ず意図がある。
そこを推察する努力を失った瞬間「わかってない」側の学生に分別されます。
まあ9割の学生はわかってない側なんだけどな。
だからこそ、この記事を読んだあなたは
「わかっている」側に昇りつめてほしい。
1割側にいったら、就活なんてらくーに進みますよ。
だって面接官側が求めている答えを言えるってことだから。
面接官を敵視して、打ち負かすために喋る人と
面接官と協力して、お互いの知りたいことと伝えたいことを一致させる人
どちらが受かりやすいか。
あなたはどちら側ですか?
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