こんにちは。神谷です。
突然ですがみんな。面接って難しいっすよね。
強面のおっさんが眉間にしわ寄せながら難しいこと聞いてくる。
でも何が一番難しいかって、
その質問が予測不可能なこと、なんじゃないですか??
今日は、
そんな面接が実はコントロール可能なんだよ
というお話をさせていただいちゃおう。
面接”されてあげてる”
という感覚。
かなり快感なので、あなたにも味わってほしいね。
アピール内容の”核”を決める
ハッキングステップ1!
まずは「面接全体を通じて、これを伝えたい」という核の情報を定めましょう。
どういうことか説明していきますね。
面接って究極、聞かれることは2つしかないんすね。
能力(CAN)と動機(WILL)です。
- 能力CAN:どういう強みを持っているか
- 動機WILL:どういう条件下でやる気になるか
おおまかに、強みと志望動機と捉えてもいいでしょう。
結局どんな質問も、この2つを探るためのものにすぎない。
その上で、あなたが選考に通るためには、以下3つの関門を通る必要あり。
- 能力CANと動機WILLが何なのか、明確に伝わる
- これら2つが弊社とマッチする内容か
- これら2つがその他大勢の優秀な学生と比べて、個性的か(差別化されているか)
こうやって選考は行われているんですねえ。
だからあなたはこれら2つの要素を
完璧に自己把握しておかなければならない。
この面接を通じて自分は
能力CANは~~ということを、動機WILLは~~ということを伝える!
と心してかかれ。
この辺は自己分析のお話になるので、詳しくはこちらの記事をお読みください。
いいね?ちゃんとアピール内容の本質を掴んだね?
じゃ、その体で2ステップ目行ってみよう。
質問を誘導する
ささ、本日のメインパートです。
質問を誘導する方法、ですね。
要するに
自分が話したいことを、質問させる
ってことや。
面接やったことある人ならわかると思うけど
ガクチカで「スタバのバイトで職場の雰囲気良くするの頑張りました~」
って言ったら
- 職場にはどういう人がいたの?
- それは難儀な性格の人だね、どう対処した?
- その方法って、反対する人もいるんじゃない?
みたいな質問ばっかり来た。
そうじゃない!
俺は「職場の雰囲気を良くするためにシフトの組み方を工夫した話」をしたいのに!
っていう経験。あると思います。
質問が連鎖するうちに、自分が本当に頑張ったことの話から逸れて行ってしまう。
結局、そっちの話が「ガクチカ」扱いされて、無事撃沈。
これって
本当に話したいこと=自分の強みが伝わるエピソード
が話せなかったってことだから、相当致命的ですよね。
じゃあそうならないために。どうすべきか。
「フック」を作ってください。
え?あの釣りで使うやつ?
そうです。釣りで使うやつです。面接官を釣ってください。
例えばさっきのスタバの例だったら
面接官「ガクチカを話してください」
あなた「スターバックスでアルバイトを務め、職場の雰囲気向上に努めました。大学生から定年間近の方までいる職場だったので、お互いに業務外で仲良くなることが難しかったです。」
とか”状況説明”に時間を使うのは△。
面接官「ガクチカを話してください」
あなた「スターバックスでアルバイトを務めました。具体的には職場の雰囲気を改善することで売上向上のボトルネックだった連帯感を強めました。その際、シフト管理に変動制を取り入れることでアプローチしました。」
こういう感じ。重要なのは緑の部分。
一言で聞いて何のことか分からないっすよね。
これ、わざとやるんです。
「え、変動制っていうのは具体的にどういうこと?」
賭けてもいい。100%聞いてくるよ。
こうやって、話したいことに誘導していくんです。
どうも、メンタリストDaiGoです。
コツは
- キャッチーなワードを入れる
- 発言の際、間を取って言う
ですね。
キャッチーなワードはわかるね?
- 学生の急なシフト変更を、いつでも入れるベテランで埋め合わせするシフトシステムを「変動制」と呼んだり
- 塾バイトで生徒の不安を聞きだして、学習指針をアドバイスすることを「モチベーションコンサルティング」と呼んだりする。
ナニソレ。と思わせれば、何でもいい。
そしてそれを面接で言うときは、しっかり間を取ろう。
「その際、シフト管理に、変動制!・・・を、取り入れることでアプローチしました。」
ここだよ!ここがあんたが掘り下げるべきポイントだぜ?
って面接官に暗示をかける。
どうも、メンタリストKamiYaです。
最終的には地図を作れるといいですね。
- 最初にこのワードで釣る。
- するとこの質問が来る。そこでココの言い方に含みを持たせて、この質問を誘導。
- その後は、面接官の態度次第でA方向、B方向どちらを話すか決める。
- すると次に来る質問は2パターン考えられる。それぞれこのように対応する。
こういう具合で”想定内”の範囲を広げていく。
そうなるとツリーができるはず。
面接対策ってのは、そうやってやるんだぜ?
・・・計画通り(ニチャア)
変化球は全て本質に繋げる
さてさて、それでも対応できなかろう質問もありますね。
変化球の質問です。
- あなたを動物に例えると?
- 少子化問題を解決するにはどうすればいいですか?
- 今日はどうやって来ましたか?
・・・知らんがな!!!
とは言ってられないのが、合法ニート「大学生」の宿命。
職を手にするためなら、変化球でもホームランを狙うのです。
これらの質問を受けてもなお、面接をコントロールする方法。
2ステップあります。
- 意図を汲み取る
- アピール内容の”核”に繋げる
察して、引きずり込む。です。
まず面接においての質問の意図を読みましょう。
いやそんなことできたら苦労しねーわ!って?
実は簡単なフレームワークがあります。
これであなたも面接官の心が読める!
面接中に降りかかる質問は
必ずこの4象限のどこかに必ず分類できます。
※図の質問は一例
言語、非言語っていうのは
- 言語:話す内容を評価する質問
- 非言語:話す様子を評価する質問
です。
例えば「5年後この業界はどうなっていると思いますか?」
は、言語的に動機が何かを問うてる。
つまり5年後の業界の様子を自分なりの意見で話せるか。
これによって業界そのものへの関心度を見てる。
一方「学生と社会人との違いは?」
は、非言語的に動機が何かを見てますね。
つまり質問されたときの挙動や答え方。
ここでキレイゴトを淡々と返しちゃうと、それまでの志望動機とかも適当だったんだろうなって印象がついちゃう。
あと言い方ね。弊社の雰囲気に合っているか、その雰囲気を理解しているか見られている。
この質問、メガバンでされたなら絶対に油断して学生言葉(口語的)になってはいけない。
広告でされたなら、う~んう~ん、って考える時間を奪ってはいけない。
何を言うかなんてどうでもよくて、言うときの雰囲気から弊社への志望度の高さが垣間見えるかっすね。
ちなみに4つに分類されるとは言ったけど、
もちろん、こんなにキレイに分類されるわけじゃないよ?
言語的な部分も非言語的な部分も、どっちも見てたりするし
能力を問う質問でも、回答次第で動機が評価されたりする。
でもさ「やっぱ面接って複雑だよね~ん」
って片付けてたら、あんちゃん一生成長しないで?
とりあえずシンプルにするの!むりやり!
複雑な意図ではあるけど、比重はあるから。
- この質問は”比較的”能力について問うてる。
- この質問は”比較的”非言語について問うてる。
決め打ちするから、あなたの切り返しも本質を突くものになるってもんよ。
で、意図を汲み取ったら
その上で本質情報に無理やりつなげる。
ステップ1で明確化した能力、動機を伝える答え方にするってこと。
面接官「あなたを動物に例えると何ですか?」
あなた(これは、言語・能力系の質問だな。ということは強みを伝えなくては。私の強みは”相手のニーズを引き出す傾聴力”だ。これを伝えるには動物的には、、耳が大きければ何でもよさそうだな。・・・ウサギ!)
あなた「ウサギです。大きな耳は仲間の心臓の音まで聞き取ると言いますが、私も仲間の小さな心の声やニーズを逃さないという強みが一致していると思いました」
この間2秒。
でもさっきのマトリクスを使えば、あなたにもできる。
あ、先輩。ちなみにウサギが仲間の心臓の音を聞くとか、適当っす!!
学会発表じゃねーんだから、適当でいいんだよw
重要なのは強みを伝えること。うまいこと言ったねって思わせときゃいーの。
面接するのは、俺だ。
いかがでした?
面接ってどうしても敵陣に単身で乗り込む感じがして
初めから立場関係が完全下な感じするよね。
でもこの方法マスターしたら、全てひっくり返るよ。
「この面接官、質問下手だなあ。しかたねー誘導してやるか。」
とか思えるレベルになるから。マジで。
そんなんで落ちるわけなくないですか。
計画通りの就活。計算通りの結果。きもちええええ
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