こんにちは。神谷です。
最近、よく見るんですわ。
「ChatGPTでES作ったら全部落ちたんだけどwww」
「もうESとか全部AIに書かせればよくね?」
…うん、気持ちはわかる。
でもね、それで落ちたのを「AIのせい」にするの、違うと思うんだよね。
AIを使って落ちたのは、「使い方」が間違ってるから。
まず大前提として伝えておく。
ChatGPTは超優秀なツールです。使い方によっては革命レベル。
けど、「あ〜面倒くさいから、ES書いてもらお」って丸投げする使い方は、9割落ちます。
なんでか?
理由は明確で、
AIが書いた文章には、“自分らしさ”も“差別化”もないから。
就活って、「自分」と「他の就活生」を区別してもらう戦い
これ、何度もこのブログで言ってるけど、
就活の本質って、「差別化」なんよ。
みんなが知ってるようなテンプレ就活対策で、内定取れるわけないじゃん?
だって企業は、
「この子、うちで活躍しそうだな」って、思えるかどうかを見てるわけで。
つまり、
「あなたらしさ」×「再現性のある成果」=ESの正解。
そこを考えずに、「責任感が強いタイプです」みたいなAI生成テンプレ出しても、結果は見えてる。
よくあるAI就活の失敗パターン【あるある】
最近特に増えてるのがコレ。
- ❌ ChatGPTに「ガクチカ書いて」→ テンプレの塊
- ❌ 自己PRが「真面目に努力するタイプです」→ 全員そう言ってる
- ❌ 面接で深掘りされたら何も言えず黙る→ 自分の言葉じゃないから
ESは、AIに作ってもらうものじゃない。
自分で作って、AIに「整えて」もらうもの。
「自分の経験」を“素材”として出せるか
AIに使われる人と、AIを使いこなす人の違いはここなんですねえ。
「神谷、ChatGPT使っていいESってどうやって作るの?」って聞かれたら、こう言う。
✅ ChatGPTに渡すべきは「あなたの思考」と「経験」
たとえば、あなたがこんな経験をしてたとする。
・バイトでクレーム処理を担当した
・理不尽な要求にただ謝ってたら疲弊した
・「この人は何に怒ってるんだろう?」と仮説を立てるようになった
・対策を取った結果、クレームが3割減った
これをChatGPTにこう投げてみる。
「この経験から読み取れる強みを教えて。それをベースに自己PRを構成してほしい」
そうするとAIは
“課題解決力”
“共感力”
“仮説思考力”
みたいな強みをピックアップしてくれて、整った文章にしてくれる。
ここまでやってようやく、“AIを使いこなしてる”状態。
「なるほど、俺がアピールすべきなのは、こういった方向性か」と。
下地を確認するために使うことができるんですね。
「思考の過程」こそ、あなたの価値
何をやったか、よりもどう考えて行動したか。
ここが“強み”を見せる一番のポイント。
だから、AIが補完してくれるのはありがたいけど、
本質的な中身(素材)は、絶対に自分で考えるべき。
「どんな課題をどう捉えたか」
「何を工夫して、何を学んだか」
この“思考の跡”がないESは、面接官の心を動かせない。
ChatGPTは「添削機能」に使うのが一番賢い
このブログの読者には、AIをこう使ってほしい。
- ✅ ChatGPTに「誤字脱字チェック」してもらう
- ✅ 「このエピソードからわかる強みは?」とアピールポイントの仮説検証として聞いてみる
- ✅ 自分で構成した内容の“磨き上げ”に使う
AIはあなたの“武器”になる。ただし、剣を抜くのはあなた。
ChatGPTは、書いてくれる。
けど、「あなたがどういう人で、どういう未来を描いてるか」までは、あなたにしか語れない。
だから、
「AIで書いたESで落ちた…」
じゃなくて、まずは自分の言葉で考えよう。
AIはそのあとでいい。
最後に。
あなたは今、
“人生でいちばん自分と向き合う時期”にいる。
そりゃAIに頼りたくなる気持ちもわかる。
でも、
このブログにたどり着いたあなたなら、わかるはず。
“考え抜いた者だけが、差別化できる”ってこと。
まずは、AIに素材を渡せる自分になろう。
それができれば、AIも最高の味方になる。
一緒に、勝とうぜ。
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