こんにちは、神谷です。
さて、今回は「自分の強みって何?」問題に向き合います。
就活で必ずと言っていいほど聞かれるこの問い。
「あなたの強みは何ですか?」
この質問にスッと答えられる人、どれくらいいますか?
「真面目さです」
「協調性です」
…いや、それ誰でも言えるやつやん。
それ、本当に“あなたらしい”強み?
結論:強みは「何をやったか」じゃなく「どうやったか」に宿る
結論から言うと、
強みは“過去の経験”からしか見つけられません。
もっと言うと、大事なのはその深掘りの仕方です。
つまり、
“何をやったか”ではなく、“どうやってやったか”に強みが表れる。
たとえばこの2人、どっちが印象残る?
Aさん:「部活の主将として、毎朝練習を続けました」
Bさん:「メンバーの出席率を上げるために、モチベが低そうな子に毎朝DMを送って反応を可視化したら、全体の出席率が15%上がりました」
同じ“主将”という立場でも、「どうやって」取り組んだかで見え方が全然違うでしょ?
だから、
あなたの経験を“どうやって”やったかで切る
これが強みを浮き彫りにする一番の方法。
強みの見つけ方:魔法の問い「どうやって?」
自分の経験を1つ思い浮かべてください。
サークルでも、バイトでも、ゼミでもOK。
例:カフェバイトで店長に褒められた
→ 「何をやった?」
→ 発注管理をミスなく行った
→ 「どうやって?」
→ 売上と天気を見ながら予測して、先にExcelで在庫推移を出してた
→ 「その工夫はなぜ必要だった?」
→ 在庫が余ると廃棄が出て店長が困るから。先に見える化したかった
ほら、出てきた。
あなたの強みは「先読みして数字で考える力」じゃない?
面接官が見ているのは“成果”より“考え方”
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面接官は、あなたが出した成果よりも、
「どう考えてその行動に至ったのか」
「他人でも再現できる“考え方のクセ”があるか」
を見ています。
つまり、「強みです」って言ってるものの“背景”に再現性があるかどうかを見ている。
NG例あるある(就活テンプレの罠)
- ❌「協調性があります」→ 抽象的すぎて誰でも言える
- ❌「アルバイト頑張りました」→ “作業報告”になってる
- ❌「結果●●できました」→ プロセスの話がない
面接官の頭の中「で、どうやって?」です。
強みを深掘る3つの問い
- どんな状況だった?(before)
- どう考えて、どう動いた?(process)
- その結果、どうなった?(after)
このフレームで話せれば、あなたの思考が言語化されて、
「この人、ちゃんと考えて行動してきたな」って伝わる。
まとめ:あなたの“思考”が、企業にとっての価値
強みを言うのは怖くない。
怖いのは、「強みです!」って言ってるものの“根拠”が薄いこと。
でも、「どうやってやったか?」を自問していけば、
自然と“あなたらしい”強みが浮かび上がってきます。
まずはあなたの思考を掘ってあげて。
あなたの強みは、あなたが一番知ってる。
それを言語化するだけで、差がつきます。
以上!よろしく。
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